人は誰でも抱いたことがある、怒りという感情について知見を広げたかったため、この本を読んだ
自分自身なるべく怒りの感情は抱かないようにしているけれど
この本を読んで、より一層怒らないようにしようと思った
おすすめ度
✭✭☆☆☆
内容としては比較的面白かったが、他の人に勧めるか、という点においては星2をつけている
仏教に即して怒ることについて書かれた本であり、少しスピリチュアル的である
すんなり内容が入ってくる人とそうでない人がいると思う
また、怒る人に対して軽蔑したような内容が書かれていて、それが受け入れられない人もいるのではないかと思った
心に残った言葉
本の中で怒った人は動物以下であり、ただの肉の塊であるというようなことが書かれていた
人を肉の塊だなんて、、とも思ったが、
今まで自分に怒った人を思い浮かべて、戒めの念を抱いた
確かに、怒るということは自分の感情をコントロールできずに、周りの人に向けて毒を撒き散らしているようなものである
怒っている人に対して、周りの人は真っ向から向き合うのではなく、
その人が撒き散らした毒に自分自身が毒されないように離れるのが一番だと思う
他にも以下のことが書かれていて考えさせられた
- 「私は正しい」と思うから怒る
- 嫌なことを反芻してさらに不幸になる
- 怒る人は幸せの大泥棒
- 笑えば怒りは消える
教訓として
なるべく日頃から怒らないようにしている
というよりは怒りたくなるようなことがそんなにないのかもしれない
職場でイラッとしたことが起きたとしても、「この人がこのようなことをするのは想定内のことだ」と思うようにし、感情的にならないようにしている
それよりは自分の目的を明確にし、「目的を達成するためにはイラッとしている場合はない、何をすべきか」と考えるようにしている
人生の中で限られた時間とエネルギーを起こるということに費やしてはもったいない
自分の心を怒りの感情ではなく、喜びの感情で満たしたい
「満たす」ということができなくても、「喜びの感情」を増やして幸せな心にしたいと思う
「怒りは毒である」ということを教訓にし、自分自身怒らないようにして、また怒っている人からは遠ざかるようにしたいと思う
コメント