どこの医療現場もそうだと思うけど「時間がない」、「人がいない」と、よく聞く
医療現場だけではなく他の会社もそうかもしれない
現場のスタッフが言うのは仕方ない
でも上司がその言葉を言うことについて、私は上司としてどうなのかと思う
上司の言う「時間がない」、「人がいない」は上司の管理能力の低さを表してると思う
私は上司に人を増やして欲しいのではない
上司が新人の採用人数を直接変えることができるとは思っていない
人が少ない中で、時間が少ない中でどうやってやりくりしていくか
人的資源を効率よく活用していくためにどうすればいいか組織を変えていくのが上司、管理者の仕事だと思う
(私は噂でしか存在を知らないが、)
「人がいないから」と体調不良のスタッフをほぼ無理やり出勤させる上司には無能さしか感じない
人がいなくてもやりくりできる組織を作っていくのが上司の仕事だと思う
「時間がない」、「人がいない」という人は時間や人が足りてもパフォーマンスは変わらない
上司って何の仕事してんだろうって思うことないだろうか?
誰よりも朝早く来て誰よりも夜遅く行って
上司だけではなくてそういうスタッフって他にもいるけれど、
私はそういう人って何をしているんだろうって思う
仕事に費やす時間を他の人よりたくさん取っている割には仕事の成果があまり見えない人が多い気がする
「時間がない」、「人がいない」って言ってる人は時間があっても人がいても
仕事の成果が大きく変わるということはないだろう
これは私の経験的な話でもあるが少し理論立てて言うと
世の中にはパーキンソンの法則というものがある
パーキンソンの法則
パーキンソンの法則とは、
とても簡単に言えば人は利用可能な時間は、時間いっぱい使ってしまうということ
・少し早く起きたのに家を出るのはいつもの時間
・夏休みの宿題時間はたくさんあったはずなのに気づけば明日締め切り
・締め切りはまだ先まだ先と思っていたのに気付いたら締め切りが目の前、なんなら過ぎている
こういう人はたくさんいるのではなくて人はもともとそういう生き物なのだ
時間があればその時間をめいいっぱい使ってしまう
そして大抵の優秀な人は締め切りよりも前に自分の締め切りを設けて余裕を持って仕事を終わらせる
なんなら、その余裕の時間でプラスアルファの仕事を仕上げる
パーキンソンの法則に抗うには自分で細い締め切りを作るしかない
仕事ができる人、時間の使い方のうまい人は無意識のうちにこれができている
世の組織のリーダーに言いたい
人も時間も有限であり、それは簡単に増やすことはできない
増やすことのできない資源をいくら増やしたいと思っても簡単に変わらない
現実にある資源を受け止めてそれを最大限生かす方法を考えるべきである
ないものねだりは何も生まない
今ある資源を思い浮かべてほしい
思い浮かべた時に人しか思い浮かべなかった人は3流だ、
あなたが思っている以上に資源はたくさんある
人の数ももちろん資源だけれど
人それぞれの能力を思い浮かべれば資源は無限大になる
仕事のできない人しかいないと思っているリーダーは
人を2、3個の物差しでしかはかっていない、人をはかる価値観が狭すぎる
つまり4流だ
人の可能性
人、一人一人に素晴らしい能力がある
その能力が最大限発揮できるよう環境を整えるのがリーダー、管理者の仕事だと思う
その人に隠れた能力それを見極めて、しっかり相手を見て託すことが大切だ
人の可能性は無限大なのだから
コメント